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「イノケンねっと」は、街や地域の  “医療と健康”を考え、  “まちやくらしを楽しく”していこうとする

住民参加の団体です。

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会長の思い|

 イノケンねっと

命と健康を守る地域医療住民ネットワーク

会長  日下 強

住民の命と健康を守ることは何より地域を構成する最大の資産である 人を守ることであると私は確信します。

そして地域の公立病院は、地方自治制度の切り口でいうと、自治体の一部であり、地方公営企業の一形態なのです。

2020年(令和2年)3月13日の新聞に、突如、白石市が公立刈田綜合病院の公設民営化を検討するとの記事が掲載されました。 

長きに渡り仙南地域の命と健康を守る砦として役割を担ってきた公立刈田綜合病院を白石市が推し進める公設民営化案は、選定の理由や根拠、プロセス、そして資金の流れなどに不透明さがあり、この判断に不信をもつ多くの声があります。

これまでの1市2町の公営を民間医療にし東北大学医学部の協力を無くして、これからの地域医療、医師確保はどうなるのか。また、その医師確保の為にコンサルタント会社に私達の血税1,100万円を支払い医師5名を確保すると言う。今後も医師不足が生じたら同じ手法で医師確保をするのだろうか。自治体の一部である公営病院と、利益優先の民間病院。公営には市・町から負担金が助成され、民間委託には委託金が支払われる。病院建築の借入金はどちらになってもこれからも返済していかなければならない。市・町からの負担はどのくらい違ってくるのだろうか。白石市は財政が苦しいというが、スマートインターチェンジ・道の駅・工業団地・パークゴルフ場新設の計画がある。遊び場まで創り、財政難が言えるのだろうか。また、順番が違ってはいないだろうか。病院建築借入返済は令和13年に完済するという。10年後には財政負担は軽減されるはずなのです。

今は第一に住民の健康と命を守ることであると思います。まして今のコロナ禍の中、公立刈田綜合病院はコロナ・感染病治療という大切な役割も担っており、コロナ感染の渦中に於いて、現状の体制を維持すべきなのです。しっかりとした地域医療があればこそ自治体の最大の資産である住民は安心して生活ができる、それでこそこの街に観光客や企業の進出もあるのではないかと思います。病院への負担金で夕張のようになるというのであれば、かつて米沢藩の藩主 上杉鷹山がしたように自ら身を切るべきであり、又今回の事案に賛同する市職員も同様に思料する、皆で痛みを分かち合う事も大事なことではないかと思います。

こんな思いとともに “街や地域の医療や健康、暮らしやすい安心で楽しいまちづくり” の為の活動をして参ります。

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